2歳新馬戦が始まった

新馬戦について

夏競馬も本格化して、新馬戦も始まった。

何となく新馬戦って言っているが、改めて定義を確認してみる。

新馬戦とは何か?

JRAのサイト(競馬用語辞典)によれば、

【新馬】未出走(レースに出走したことがない)の2・3歳馬で、新馬戦の出走資格を持つ馬のこと。

【新馬戦】サラブレッド系馬のデビュー戦のこと。勝てば次のクラス(現在は500万下)に、勝てなければ未勝利戦に進む。2003年6月からは出走経験のある馬は出走できなくなり、初出走馬のみとなった。また、夏の2歳戦開始から始まり、3歳春の3月まで行われる。「メイクデビュー○○」(○○は競馬場名)という愛称は2008年6月21日から設定されるようになった。

ちなみに、メイクデビュー○○というのは、「They make their debut in ○○」の省略形なんだそうだ。直訳すれば、彼(彼女)たちは○○競馬場でデビューする、といった感じだろうか。

つまり、新馬戦というのは、2歳及び3歳馬でレースに出走したことがない初出走馬たちのレースということだ。

だが、3歳になると新馬という感じがしないし、大きなレースの少ない夏競馬の時期のイメージがある。また、新馬戦に限らないが、2歳戦については夏開催(6/3〜9/3)期間中は、「夏の2歳単勝」として、売上の5%相当額が払戻金に上乗せされるキャンペーンが行われている。

新馬戦の印象

2年前のブログにこんなことを書いていた。(内容を要約・補足)

「新馬戦は予想に使える情報が少ない。戦績もローテーションも馬体重(の増減)、レイティング情報もない。使えるとすれば、血統、調教、騎手、パドック、人気ぐらいだ」

確かにその通りだ。血統やパドックに関しては浅い知識しかないし、出馬表を眺めてみても、データ予想は難しいのだ。そんなこともあって、昔から苦手なイメージがある。

少し話はそれるが、いわゆる夏競馬もデータに当てはまらないようなことが多くて難しいイメージがある。そのせいか、夏の新馬戦は特に苦手意識があるのだ。

過去の馬券成績は?

実際のところはどうなのか、夏競馬の新馬戦についての馬券成績を振り返ってみる。

戦績 勝率 回収率
2016 53戦 14勝 26.4% 77.7%
2015 71戦 18勝 25.3% 96.3%
2014
2013
2012 1戦 0勝 0.0% 0.0%

(参考)【2017年】戦績:4戦 1勝 /勝率:25.0% /回収率:89.7%

2011年以前も、新馬戦への参戦は3歳分を含めても多くなかった。本格的に新馬戦を買い始めたのは、ここ2年のことなのだ(実際のところは、新馬戦というより午前中のレースを買うことが少なかったのだが)

回収率はオッズ次第で変動はあるが、意外にも勝率はまずまずだった。苦手意識は何だったのかと思うが、30%超を目指したい。

ちなみに、今年の現時点での勝率は 20.7%(全レース)である。

一つ気になることがある。この表ではわからないが、昨年は後半失速しているのだ。7月終了時点の回収率は 115.5%だったが、8月以降は27.7%と大きく後退。特に8/13以降は的中なしだった。原因はわからないが、全体的にスランプだった時期である。

 

 

予想方法は?

実際の予想方法は、データ頼みである。

先に書いたように、馬の情報は少ない。ではどうするか、レース(コース)の情報を参考にするわけである。

実際の予想例

例えば、先週 6月3日(土)の東京5Rの新馬戦。

人気はダイワメジャー産駒のファーマメントが、単勝2.5倍の1人気。ブショウ、ヴィオトポスがともに4倍台。この3頭が人気を集めていた。

条件を「東京競馬場」「芝1400m」「新馬」「2007〜2016年の6月」に設定して、過去の傾向を調べてみた。

項目 内容
人気 1人気:3-4-3-4 / 2:4-4-1-5 / 3:0-3-0-11 / 4:1-0-6-7、11人気以下は馬券に絡まず
枠順 5枠の勝利なし、内もしくは外が良い
性別 牡馬:5勝、牝馬:9勝。勝利数、馬券に絡む率ともに牝馬が高い
血統 ダイワメジャー産駒が、4-2-1-6で目立つ
馬体重 420〜479kgの範囲が好走。
騎手 蛯名、柴田大、横山典、田辺がややリード
調教師 特に目立つデータなし
調教場所 美浦南Wが8勝。美浦南芝、美浦北Cは絶対数が少なく除外(当該レースに対象馬はなし)
調教内容 いくつかの該当する条件があった
その他 書ききれないので省略

 

上記内容をベースに軸馬を予想したわけである。

「4人気以内」「内か外枠」「牝馬」「調教内容」に合致したのが、4人気で2枠4番のビリーバーだった。血統的にはモンテロッソは新種牡馬で未知数だったが、石毛厩舎は2頭出しというのも気になった。オッズ的にも3強ムードで、単勝オッズは14.7倍とやや離れていた。

馬券購入

馬券は、ビリーバーの単勝と2,3人気へのワイド2点。オッズ面を考えて、ファーマメントが来ても2頭のどちらかは馬券に絡むと判断したわけである。

結果としては、ビリーバーは4番手追走して3着に粘り切った(クビ差でヒヤヒヤだったが)。1,2着は3,2人気が入り、人気のファーマメントは7着に敗れた。単勝は外したものの、ワイドは2点とも的中。レース回収率は359%だった。

 

これは上手く行き過ぎた感じだが、大まかな予想イメージとしてはこのような流れで行っている。

難しいのが血統だ。過去の実績も必要だが新種牡馬が続々と出てくるので判断に迷うことが多くある。このあたりは課題だと思う。

 

まとめ

以前は新馬戦以外のレース、特に重賞やG1などでも行っていた予想方法だが、最近ではこの方法は新馬戦のみでしか使わない。というのは、例えばG1なら、ステップレースやレーティング、前走上がりなどレース毎に好走馬の特徴が違うからである。もちろん枠順などでの有利不利はあるが全体的に見ると影響は少ないと思う。重賞でも毎年のリピーターや特定の騎手などの特徴がレースごとにある。

一方で新馬戦は、予想に使えるデータが少ないのでこのような方法を使うしかないわけである。

順次、各コースのデータをまとめておきたいと考えているところだ。