(予想)安田記念 2017

レース情報

概要

いよいよ春のG1戦線も大詰めである。この安田記念で一段落して、宝塚記念を残すのみだ。

安田記念は、東京芝1600mで行われる、上半期のマイル王決定戦といえるだろう。

過去には、ウオッカの連覇、リアルインパクトの3歳制覇、2012年には2人気のストロングリターンが勝利したものの上位8頭中6頭が2桁人気の大波乱もあった。本格化したロードカナロア、ジャスタウェイの勝利やモーリスが2015年のこのレースからマイルG1を4連勝した。昨年はロゴタイプが絶好の逃げでモーリスを下したのも記憶に新しい。

今年は抜けた存在の馬はいないが、国内G1馬が3頭、外国馬2頭(マイルG1馬)を中心に、G1戦線を賑わしているメンバーも数多く出走し、4年ぶりのフルゲート18頭立てである。見ごたえのある好勝負を期待したい。

コース

東京の芝1600mで、先週に続いてCコースが使われる。ちなみにCコースは内ラチから6m部分に仮柵が設けられる。

スタートは2コーナー付近で、そのまま向こう正面を走ることになる。スタート後はなだらかな下り坂だが、向こう正面の中ほどにも高低差約2mの上り坂がある。最後の直線は525.9mで、直線に入ってすぐに急坂があり、登りきった後もまだゴールまで300mある。

向こう正面でもスタートから長い直線を走るため、逃げ・先行勢が有利な流れとなりやすい。

 

過去分析

人気・枠

1人気が4勝、2人気が3勝、3人気は勝利こそないが 2着が3回と人気馬が好走する一方、8人気 2勝、9人気も1勝しているし、3着は9人気以下が7回と荒れる要素もある。

枠順的にはやはり内〜中(10番枠)あたりが良さそうだが、大きな差はない。

前走

ヴィクトリアマイル、ダービー卿CT、海外が2勝ずつだ。

だが、ヴィクトリアマイルの2勝はいずれもウォッカがあげてもので、近年は苦戦している。ダービー卿CTは、一昨年のモーリス、昨年のロゴタイプと連勝中だ。

前走海外の日本馬は人気馬では好走することが多いが、外国馬はここ10年では、0-1-0-19と厳しい。

レーティング

実力的に抜けた馬がいる場合は別だが、安定的な成績を残している馬が多く、上がり馬の台頭もあるので、参考程度にしておくべきだろう。

前走上がり

これは、昨年のレース分析で書いた内容である。詳細は省くが、簡単に言えばこうだ。

前走が好走率の高い「京王杯SC」「ダービー卿CT」「マイラーズC」の各レースで上がり3Fが1〜3位の馬は安田記念でも好走する確率が高いということである。もちろん全てではないのだが参考にはなるだろう。

データを抜粋して載せておく。

レース 馬名 上3F
順位
安田記念
着順(人気)
2016 京王杯SC サトノアラジン 1 4(3)
マイラーズC フィエロ 3 3(6)
ダービー卿CT サトノアラジン 1 4(3)
2015 京王杯SC ヴァンセンヌ 1 2(3)
マイラーズC フィエロ 2 4(2)
ダービー卿CT モーリス 1 1(1)
2012 京王杯SC グランプリボス 2 2(13)
ストロングリターン 3 1(2)
2011 京王杯SC ストロングリターン 1 2(5)
マイラーズC スマイルジャック 1 3(3)
2010 マイラーズC トライアンフマーチ 1 4(2)
2009 京王杯SC ファリダット 2 3(10)
マイラーズC カンパニー 2 4(4)
2008 京王杯SC スズカフェニックス 1 5(4)
マイラーズC エイシンドーバー 2 3(9)
2007 マイラーズC アドマイヤキッス 3 4(15)

 

では、今年の該当馬は?

【京王杯SC】レッドファルクス、サトノアラジン
【マイラーズC】ブラックスピネル、イスラボニータ、エアスピネル
【ダービー卿CT】サンライズメジャー

 

 

予想

今年はフルゲートで外国馬の参戦もある。極端なスローは考えにくく、差し有利の展開になると思われる。

そうなると、先に述べたが上がり勝負になりそうなので、末脚のある馬から選びたい。できれば先団〜中団で道中うまく脚をためる競馬ができれば理想だろう。

ルメールの4週連続G1勝利がかかっているが、武豊もこの春3勝目を狙う。騎手の争いも興味深い。

 

予想印
◎ブラックスピネル
○エアスピネル
▲アンビシャス
△レッドファルクス
△サトノアラジン
△イスラボニータ

 

今回は混戦で、単勝勝負より馬連、3連複を中心に買ってみたいと思う。