ヴィクトリアマイル 2017の振り返り

レース情報

出走馬

前年2着のミッキークイーン、4年連続出走のスマートレイアーなど、昨年の出走馬が上位人気を占めた。

特にミッキークイーンが単勝1.9倍の断然人気となった。4歳馬は好調な馬も何頭かいたものの実績の少なさから敬遠されたのか、アドマイヤリードが6人気、ジュールポレールが7人気だった。

レース条件

前週のNHKマイルCと同じく芝1600mだが、今週からBコースでの施行。

前日の雨(気象庁によれば、25.0mm)の影響により、回復したものの稍重での施行となった。スローペースだったとはいえ、最近10年で最も遅い走破タイムだったことから、馬場の影響はあったと思われる。

予想

リピーター馬とレーティング情報については先の記事で書いたとおりだ。主にこの2つを中心に予想した。

特に、昨年も出走したうちの5頭を有力視した。

◎8 クイーンズリング
○11 ミッキークイーン
▲7 ルージュバック
△2 スマートレイアー
△14 レッツゴードンキ
△6 アスカビレン

購入馬券

クイーンズリングの単勝、ミッキークイーンとルージュバックへの馬連が本線馬券。
クイーンズリングとミッキークイーンの2頭軸の3連複とルージュバックの単勝が追加馬券。

単勝:7,8
馬連:8-7,11(2点)
3連複:8-11-2,4,7,10,14,15(6点)

 

残念ながら馬券は外れ

 

レース結果

展開・着順

スタートはほぼ横一線で大きく出遅れた馬はなかった。中でもスタートの良かったソルヴェイグが先頭に立ち、アスカビレン、スマートレイアーが続くが、すぐに外からリーサルヴェポンが2番手に上がる。レッツゴードンキも5番手あたりにつける。ミッキークイーンは中団、すぐ後ろの内にクイーンズリング、ルージュバックは後方の位置取りで進む。

4コーナーの手前でクイーンズリングが内をあがってくるが、各馬大きな動きはなく直線へ。

直線に入るとスマートレイアーが先頭に並びかけ、その内からクイーンズリングも上がってきた。その間を割ってアドマイヤリード、大外からデンコウアンジュが一気に伸びてくるが、その内側をジュールポレールも伸びてきた。ミッキークイーン、クイーンズリングも必至に追われるがなかなか上がってこない。

結局伸び脚が良かったアドマイヤリード、デンコウアンジュ、ジュールポレールの4歳勢が上位を占め、7歳のスマートレイアーは惜しくも4着。その他有力馬は伸び脚が鈍く、掲示板に載ることはなかった。

 

各馬情報

クイーンズリング(5人気 6着)
中団内を追走し、4コーナーでは3番手まで押し上げ、直線では内を伸びそうで伸びなかった。前走は久々と落鉄の影響も合ったのだろうが、時計のかかる馬場は苦手のようだ。海外遠征の影響がまだ残っているのだろうか。

ミッキークイーン(1人気 7着)
前走も調教も問題さなそうだったが、直線では伸びが見られなかった。騎手コメントによれば何度も手前を変えていたようだ。距離や馬場の影響を言われているが、力を出せなかったのは他に問題があるのではないか。

ルージュバック(2人気 10着)
後方追走、4コーナーでは最後方の位置取り。上がりは33.3秒(3位)と追い上げてはいるが、前の馬も止まらず10着に終わる。牝馬同士ならもう少しやれても良いと思うのだが。

スマートレイアー(4人気 4着)
逃げるかもと思われたがソルヴェイグが速く、2番手を追走。直線では先頭に並びかけたが、差されて4着。それでも2着のデンコウアンジュとはクビ、アタマ差。7歳でもまだまだ元気だ。

レッツゴードンキ(3人気 11着)
直前の気配も良かったが、スローペースだったこともあった道中かかってしまい、最後は脚が残っていなかったか。内目の枠であれば違った結果になったかもしれない。

アスカビレン(10人気 13着)
スタート良く好位で運べたが直線での伸びはなかった。やはりG1では厳しかったか。

アドマイヤリード(6人気 1着)
前半は後方集団だったが、徐々に押し上げ4コーナーではクイーンズリングの直後。直線ではスマートレイアーとソルヴェイグの間を割って伸びてきた。枠や馬場も合っていたのだろうが強い競馬だった。完全に本格化したといえるだろう。

デンコウアンジュ(11人気 2着)
スタートしてすぐと直線入り口でややごちゃつく場面もあったが、スムーズな競馬。直線は一気の末脚が目立った。上がり33.2秒は最速。この馬も今年に入って急激に力をつけている。

ジュールポレール(7人気 3着)
中団グループの内を追走。切れるというわけではないが直線に入ってじわじわ伸びて上位に進出。最後の最後でスマートレイアーを交わしての3着。デビュー以来掲示板を外したことがない堅実な走りだ。

ソルヴェイグ(9人気 5着)
好スタートからハナへ。直線でも最後まで粘り5着を確保した。マイル戦は昨年の桜花賞(17着)以来。昨秋のスプリンターズSで3着しているように少し距離が長かったかもしれない。

 

所感

期待していた有力馬は、7歳のスマートレイアーが4着に入った以外は結果を残せなかった。馬場の影響などもあるだろうが、映像やタイム差を見ると着順ほどの差はないと思う。今回は4歳馬に勢いがあったということだろう。今後の巻き返しを期待したい。

実際、1〜3着馬は成績を見ても一気に本格化してきたことがわかるし、5着のソルヴェイグも昨秋のG1で3着の実績があった。今後も活躍が期待できそうだ。

ところで、マイルG1といえば中2週で安田記念がある。このレースからの参戦は厳しいが(2006年以降では、2-0-1-16 で、2勝はウォッカ)、それでも好走しているパターンも見受けられる。今年はまだわからないが、注視しておきたい。