桜花賞 2017の振り返り

レース情報

出走馬

上位人気になりそうだったサロニカが出走取消(左後肢跛行)となり、17頭立てとなった。

昨年の阪神JF G1、前哨戦のチューリップ賞 G3でも危なげない勝利でデビューから4連勝だったソウルスターリングが単勝 1.4倍の圧倒的人気を集めていた。新馬戦こそ2着だったが、その後前走クイーンC G3と3連勝中のアドマイヤミヤビが 5.1倍。3人気以下はリスグラシュー(14.5)、ミスパンテール(15.8)、ミスエルテ(16.7)。

条件

2回阪神開催も後半6日目。芝レースはBコースでの施行。

阪神競馬場付近は週末の雨により馬場が渋り、土曜日から日曜日前半にかけて、芝は重。桜花賞発走時も、雨は上がり稍重発表だったが、重に近い状態だったのではないだろうか。

 

予想内容

予想

14 ソウルスターリング
人気ではあるが、実績面はもちろん調教面でも問題なくこの馬を本命に推すしかなかった。不安材料は馬場だけだったが問題ないと見た。

1 ミスエルテ
ソウルスターリングに注目が集まり、やや目立たない印象だったが、昨年末は阪神JFではなく牡馬相手の朝日杯FSでは1人気4着と健闘。実力は十分だが、枠順と馬場が心配だった。

12 アエロリット
 デビュー勝ち後、3戦連続2着だがいずれのレースも着差はほとんどない。前走クイーンCでは、アドマイヤミヤビに差されたが好位から早めに抜け出し見せ場を作ったし、今回の調教も良かった。

6 リスグラシュー
前走チューリップ賞ではやや遅れをとったが、阪神JFの2着馬。好走の期待はあったが、勝ち切るのは難しいと見て連下候補に。

10 レーヌミノル
昨年夏の小倉デビュー。小倉2歳Sを勝利、京王杯2歳Sでは朝日杯FS2着となるモンドキャンノの2着。阪神JFでは3着もクイーンCでは4着(このレースでは◎評価だった)、前走フィリーズレビューも1人気ながら2着と勝ち切れない印象で△評価。後述するがレーティング数値が良く、▲をアエロリットと迷った。

15 アドマイヤミヤビ
前走クイーンCが着差以上に強い勝ち方。デビュー戦こそ牡馬のクライムメジャーに破れたがその後3連勝で桜花賞に駒を進めてきた。デビューから4戦ともルメールが手綱を取ってきたが、ルメールはソウルスターリングに騎乗するため、M.デムーロに乗り替わりの影響が読めなかった。調教面で少し物足りなく感じたことや予想アプリでは危険な人気馬評価だったこともあって評価を下げた。

他にもミスパンテールカラクレナイディアドラなど気になった馬もいたが、印はまわらなかった。

最終予想

ソウルスターリング
ミスエルテ
アエロリット
リスグラシュー
レーヌミノル
アドマイヤミヤビ

おまけ(アプリ評価)
 買い:リスグラシュー、カラクレナイ
 微妙:ゴールドケープ、アドマイヤミヤビ、ミスパンテール
 消し:ジューヌエコール
 穴馬:ベルカプリ、ディアドラ

購入馬券

ソウルスターリングの人気がかぶっていたことと馬場の影響が読めなかったことなどもあって、馬券購入は見送った。

馬券成績

上記の通り、馬券は未購入。

 

レース結果

展開・結果

スタートは横一線で出遅れた馬はなく、まず内からベルカプリがハナに立つがしばらくしてヴゼットジョリーが外からかわす。だが、すぐに外目を進んでいたカワキタエンカが3コーナー手前で先頭に立った。レーヌミノルは4〜5番手、ソウルスターリングは馬群の中団、すぐ内にリスグラシュー。アドマイヤミヤビは後方から。

直線に入ってもカワキタエンカが粘る。ソウルスターリングは馬場の中ほどから、アドマイヤミヤビは大外へ。残り200mで伸びてきたレーヌミノルとソウルスターリングがカワキタエンカを交わすが、アドマイヤミヤビは後方で伸びがない。ソウルスターリングも伸びそうで伸びず、リスグラシュー、カラクレナイ、アエロリットが脚を伸ばしてきたが、レーヌミノルが凌ぎきって勝利。よく伸びたリスグラシューが2着、ソウルスターリングは辛うじて3着が精一杯だった。

各馬の情報

ソウルスターリング(1人気 3着)
調教も含めて仕上がっていたように思えた。馬群に揉まれることもなかったが、直線では伸びそうで伸びなかった。何度も手前を替えてしまったのは馬場を嫌がったのかもしれない。

ミスエルテ(5人気 11着)
最内枠で中団ラチ沿いを進む。いつもの伸びがなく見せ場も作れず。出来は悪くなかったようなので、枠順と馬場が敗因だろう。

アエロリット(6人気 5着)
今回はシャドーロール着用してきた。前半は後方追走も直線ではよく伸びた。勝馬とは0.2秒差、リスグラシューとはクビ、クビ、クビ差の5着と健闘。上り35.0はカラクレナイとともに2位タイ。

リスグラシュー(3人気 2着)
ソウルスターリングの斜め後ろあたりを追走。直線入り口ではソウルスターリングにやや離されたがよく伸びて、勝馬に半馬身差までせまった。

レーヌミノル(8人気 1着)
鞍上は初騎乗だったが、1週前、追切で調教に乗って手応えを感じていたようだ。スタートもよく好位で運べたのも良かった。やや早めの追い出しだったが、後方からの追撃をなんとか凌ぎきった。

アドマイヤミヤビ(2人気 12着)
脚元を気にしてハミを取らず競馬にならなかったようだ。スタートもやや遅れて最後方追走、直線でも伸びはなかった。

ディアドラ(14人気 6着)
後方で脚をため、直線勝負にかけた。上り34.9秒はメンバー中最速だった。

カワキタエンカ(10人気 7着)
3コーナー手前でハナに立ち、残り200mまで先頭で粘る。さすがに最後は差し切られたが、大いに見せ場を作った。

ミスパンテール(4人気 16着)
キャリア2戦では厳しかったか。過去5年では馬券に絡んだ馬はいない(3戦 5頭、4戦 7頭、5戦 2頭、6戦 1頭)のが、印を打たなかった理由のひとつだ。

 

 

所感

有力馬の多くは馬場の影響で実力を出せず、逆に馬場が味方した馬もいたが、それは仕方のないところだろう。次走はオークスやNHKマイルCなどに出走してくるだろうから、馬場はよく確認しておきたい。

気になるのは、(断然の1人気馬)×(ルメール)の組み合わせだ。昨年のメジャーエンブレムが4着に敗れたことを思い出してしまった。偶然なのか、それとも…?

ところで、事前の記事(桜花賞とレーティング)で、やはりレーティングが上位の馬は馬券によく絡んでおり、今回の予想にも生かしたいと書いた。ソウルスターリングは断然だったが、レーヌミノルの数値が良かったのだ。次の皐月賞でも軸馬選びの参考にしてみたいと思う。

馬名 着順 人気 レーティング順位
(当年/前年)
レイティング
順位
レーヌミノル 1 8 4 / 4 2
リスグラシュー 2 3 7 / 2 4
ソウルスターリング 3 1 1 / 1 1
カラクレナイ 4 7 2 / 11 2
アエロリット 5 6 4 / 11 7
ミスエルテ 11 5 14 / 3 10
アドマイヤミヤビ 12 2 2 / 9 4
ミスパンテール 16 4 4 / 11 14

*順位は出走馬17頭中のもの