で、やっぱり儲からないの?

前記事(競馬って儲かるの?)では、結局のところどうなのかわからない。

今後、具体的な例を上げて、馬券で儲かるように考えていきたい。

儲けるにはどうする

前記事で控除率(払戻率)の話をしたが、儲けるには回収率を100%以上にする必要がある。早い話が馬券を購入した場合の期待値を上げるということになる。

簡単にするため、1日10レースで馬券を買うことにして、1レースあたり単勝を1点100円ずつ購入する場合で考えてみよう。

購入額の合計は、100円 × 10レース = 1000円 である。

10レースのうち、3レースで的中。それぞれの払戻額が、190円、250円、460円(合計900円)だったとしよう。

収支は、900円(払戻額)から1000円(投資額)を差し引いた −100円である。

この時の回収率は、900 ÷ 1000 = 90%

以下のように考えることもできる。

 期待値 = 的中率 × 平均払戻額 

的中率は、3 ÷ 10 = 30%(10レース中、3レース的中)

平均払戻額は、(190 + 250 + 460)÷ 3 = 300円(的中した3レースの平均払戻額)

(100円あたりの)期待値は、30% × 300円 = 90円 ということになるだろうか。この値が100円を超えれば儲かることになる。

つまりは、的中率か平均払戻額(あるいは両方)を上げれば良いのである。

的中率を上げる

話を単純にするために、単勝馬券で考えよう。

単勝馬券が的中、つまり1着になる馬を当てるには勝つ可能性が高い馬の単勝馬券を買えば良い。

的中率をあげるだけなら、基本的には人気馬を買えば良い。

例えば、昨年1年間で行われたレースのうち、1番人気の馬は約33%の勝率(つまり3レースに1回勝利)している。これは次に多い2番人気の勝率 約18%を大きく引き離している。

単純に1番人気の馬を買えば、的中率は33%とまずまずの結果だ。ではこれで儲かるのかと言えばそう単純ではない。

1番人気馬の平均払戻額を調べてみると、238円ほどである。期待値を計算してみると、78.5円。

つまり、100円の投資額に対して80円弱の払戻だ。これでは儲からない

勝つ可能性が高い(と大勢の人が考えている)馬は、人気になりやすいので必然的にオッズ(払戻額)が低くなるからだ。

平均払戻額を上げる

では、平均払戻額をあげるにはどうすれば良いか。

先に述べたが人気馬の平均払戻額は低くなる。逆に言えば人気が低い馬(穴馬)を狙えば良いということだ。

先程と同様の計算を2番人気馬でしてみると、的中率は 18%、平均払戻額は 419円なので、期待値は75円。

5番人気馬だと的中率 7%、平均払戻額 1130円で 79円。10番人気馬になると的中率 1.6%、平均払戻額 4498円で 72円になる。

平均払戻額は上がっても、ほぼ70〜80円になるので、やはり儲からない

やっぱり儲からない?

つまり、単純な買い方では儲からない

当然のことである。そんな簡単に儲かるなら苦労しないし、予想する必要もないのだ。

そもそも、売上額の80%を的中者で分け合うのだから、全員が儲かることはありえないのだ。

 

とはいえ、予想をくふうすることで儲かる可能性は(絶対確実ではないが)当然あると思っている。

いろんな情報や条件、状況を考えて予想や馬券を工夫することで、的中率や回収率は確実に上げられるだろう。

ただ、連戦連勝なんてことはなく、勝ったり負けたりを繰り返して最終的に儲かっているということになるんだろうな。