※結果を追記しました。
さて、いよいよ日本ダービーである。春のG1戦線も残り3戦、的中させたいところだ。
日本ダービー予想
馬券傾向
日本ダービーの馬券傾向はわかりやすい。
1強(抜けた1人気馬)がいる場合は、その馬を軸に買えば良い。混戦の場合は上位人気馬での決着になる傾向が見られる。
ここ2年は抜けた人気馬がいなかったが、1〜3人気での決着、その前3年はドゥラメンテ、イスラボニータ、キズナが抜けた人気になっていてそれぞれ馬券に絡んでいる。
ただ、今年は少し難しい。13時時点の単勝オッズではダノンプレミアムが2.2倍で、ブラストワンピース 5.0倍、キタノコマンドール 7.8倍、エポカドーロ、ワグネリアン以下は10倍以上となっている。
セオリー的にはダノンプレミアムを軸に買いたいところだが、皐月賞を右前脚挫石の影響で回避。弥生賞(3/4)以来の出走である。過去10年で4,5月に出走のなかった馬は馬券に絡んでいないところが気になる。この馬の評価で予想が大きく変わりそうだ。
皐月賞との関係
ここ10年のダービー1〜3着馬30頭中、前走が皐月賞だったのは19頭。最近5年間でも15頭中10頭と断然である。後はトライアルの青葉賞、京都新聞杯組である。当然、皐月賞組に重きを置きたいところである。
その皐月賞組の取捨については、過去記事(日本ダービーは皐月賞の上がり上位馬に注目)にも書いた通り、皐月賞の着順はもちろんだが上がりタイム上位馬の好走が目立つ。そのあたりを見ておこう。
今年の皐月賞結果(ダービー出走馬のみ記載)
2018年 | 着順 | 人気 | 上がり | 順位 | ダービー 着順 |
エポカドーロ | 1 | 7 | 35.1 | 4 | 2 |
サンリヴァル | 2 | 9 | 35.2 | 5 | 13 |
ジェネラーレウーノ | 3 | 8 | 37.6 | 13 | 16 |
ステルヴィオ | 4 | 2 | 34.8 | 1 | 8 |
キタノコマンドール | 5 | 3 | 34.8 | 1 | 12 |
グレイル | 6 | 10 | 34.8 | 1 | 14 |
ワグネリアン | 7 | 1 | 35.2 | 5 | 1 |
ジャンダルム | 9 | 4 | 35.4 | 7 | 17 |
タイムフライヤー | 10 | 6 | 35.8 | 8 | 11 |
オウケンムーン | 12 | 5 | 35.8 | 8 | 15 |
基本的には上位5位までの馬を選ぶべきだが、今年の上がり最速が 34.8秒というのはかなり遅い。ヴィクトワールピサが優勝した2010年以来だろう。なお、この年はエイシンフラッシュが優勝、ローズキングダム、ヴィクトワールピサが2,3着で、この3頭の皐月賞上がり順位はそれぞれ3,5,3位だった。
予想印
注目はやはりデビュー以来4戦負けなしのダノンプレミアム。トラブルで皐月賞は回避となったが、朝日杯FS優勝を含む実績ではトップだろう。弥生賞以来の実戦でやや不安なところはあるものの1人気に押されている。
本命◎はステルヴィオ。皐月賞では行き脚がつかず後方からの競馬。前を捉えきれず4着に終わったが、デビュー以来全レースで1〜2位の上がりを見せている。今回も外枠だが東京コースなら問題ないだろう。大きな出遅れさえなければ勝ち負けは確実。去年に続いてルメールがオークス・ダービー連覇となるだろう。
対抗○はエポカドーロ。皐月賞では作戦通りの競馬で結果を出した。前走よりやや調教が控えめに見受けられるが、2冠目も十分可能性はある。
▲ダノンプレミアム。実績面は問題ないが、ローテーション的には大きく割り引く必要がある。ただ調教を見てみると問題はなさそう。東京コースなら最内枠でも問題ないだろう。あっさり勝ってしまうことも十分考えられる。
★キタノコマンドールは、皐月賞では期待はずれの結果だったが、道中の経過から見てスムーズに運べれば見限れない。
連下候補△には、京都新聞杯勝ちステイフーリッシュ、青葉賞2着のエタリオウ、皐月賞2着のサンリヴァルを上げた。
人気の一角を占めるブラストワンピースはローテーション、実戦経験不足が気になり、ワグネリアンは上位の力はあるはずだが掲示板止まりとみて印を打たなかった。
◎ (15) ステルヴィオ
○ (12) エポカドーロ
▲ (1) ダノンプレミアム
★ (5) キタノコマンドール
△ (10) ステイフーリッシュ
△ (14) エタリオウ
△ (18) サンリヴァル