【レース回顧】ホープフルステークス

実力が拮抗しており、人気も割れ加減。タイムフライヤーが単勝オッズ 4.2倍で1番人気に推されたが、ルーカスとフラットレーが 5.3倍、ファンダルム 6.2、サンリヴァル 7.1で、この5頭が人気を集めた。

予想

歴史的には第34回だが、名称を変えて中山に舞台が写ったのは2014年。今年から日程変更とG1昇格など条件的には新しく、予想は難しかった。

◎ (9) サンリヴァル
○ (10) ルーカス
▲ (5) トライン
★ (12) ジュンヴァルロ
△ (3) ウォーターパルフェ
△ (15) ジャンダルム
△ (16) シャフトオブライト

購入馬券

◎サンリヴァルからの馬券と▲トラインの単勝を購入した。

単勝:5、9
馬連:5 – 9,10,12,15(4点)
3連複:5 – 10,12,15 – 4,5,7,10,11,12,15(12点)

レース結果

展開・結果

最外枠のナスノシンフォニーが外に膨れる大きな不利。ワークアンドラブも出遅れて後方から。一団からトラインがハナへ、サンリヴァル、ジュンヴァルロと続く。ルーカスは好位集団、ジャンダルム、フラットレーは中団屋や後方、1人気のタイムフライヤーは後方2〜3番手の位置取り。

1000m通過は59.6で、中山に変わった過去3回と比べて少々早いペース。向こう正面でジュンヴァルロが先頭に立って引っ張る。ルーカス、ジャンダルムが3コーナー付近から徐々に進出。後方にいたタイムフライヤーも4コーナーでは中団まで押し上げた。ジュンヴァルロとサンリヴァルが並んで直線へ。ジャンダルムが絶好の手応えで内の馬を交わし、残り2ハロン付近でさらに外をタイムフライヤーが伸びて先頭に立ち、そのまま押し切った。

各馬状況

サンリヴァル(5人気 4着)
前走同様2番手から。4コーナーでは先頭に並びかけ粘り込みを図ったが、差し馬に屈して4着。ペースが速めで他の先行馬が崩れる中では健闘と言えるだろう。

 ルーカス(2人気 6着)
直線までは問題なかったようだが、伸びは案外。距離なのかもしれないがこれから経験を積めばというところか。

トライン(6人気 中止)
ハナを切ったものの向こう正面で失速。ゴールすることなく競走中止。左後肢の跛行があったもよう。

ジュンヴァルロ(7人気 14着)
向こう正面では一旦ハナに立ったが、直線では後退。まだまだこれからのようだ。

ウォーターパルフェ(12人気 8着)
好スタートで位置取りも良かったが直線では伸びず。休み明けの影響もあったか。

ジャンダルム(4人気 2着)
絶好の手応えで直線へ。勝ち馬の差しには屈したが十分力のあるところを見せた。

シャフトオブライト(17人気 10着)
この枠では脚質を活かしきれなかった。見せ場なく終わる。

タイムフライヤー(1人気 1着)
道中は後方2番手だったが、大外を回って直線では素晴らしい伸びを見せての勝利。

− ステイフーリッシュ(8人気 3着)
直線では一気の伸びを見せ、2着に迫る勢い。キャリア1戦を考えれば大健闘だろう。成長が楽しみな馬である。

− ナスノシンフォニー(10人気 5着)
大外枠でスタート直後に外に寄れる不利がありながら掲示板を確保。ハイペースが味方したとはいえ、この馬も伸びしろ十分。

  所感

タイムフライヤーの末脚が目立ったが、上位入着馬はそれぞれ見どころがあるレースだった。クラシック戦線に向けての成長と朝日杯FS組との対戦が楽しみだ。G1としては第1回目。日程の変更もあって、今後の傾向がどうなるのかよく見ておきたい。

来年への覚書

枠順・展開
ハイペースだったこともあるが、中団〜後方から4コーナー付近までに進出して直線で差すパターンが基本となるだろう。先行馬の場合、外枠は厳しいが差し馬は多少外でも問題なさそうだ。

予想記事に書いた好走馬の傾向で見てみよう。細かくなるので今回の1〜5着馬について要約して書く。有効性については分析する必要があるだろう。

【全ての馬が前走勝利】
2〜4着馬は該当。タイムフライヤーは前走2着(タイム差なし)、ナスノシンフォニーも2着(0.1秒差)でいずれも勝ち馬は今回未出走。

【前走1人気もしくは1人気に準ずるオッズ】
タイムフライヤーは1人気。3〜5人気。

【キャリア1,2,4,6戦】
タイムフライヤー 4戦。ステイフーリッシュ 1戦。他の3頭は 2戦。

【乗り替わり有無】
4頭が継続騎乗。ジャンダルムは1戦目は同じ武豊(2戦目は負傷により騎乗できず)

【関東/関西馬】
ナスノシンフォニーのみ関東馬。

【前走距離】
ジャンダルムは1600m。他の4頭は2000m。

【最終追切が坂路】
1〜3着馬は栗東坂路(4F:52秒台/3F:38前後/1F:12秒台)

【東京もしくは京都で勝利】
タイムフライヤー、ジャンダルムはいずれも京都で勝利あり。