【レース回顧】ジャパンカップ 2017

メンバーが揃ったレースだったが、明暗が別れた。

前走の天皇賞を制したキタサンブラックが単勝オッズ 2.1倍で1番人気。今年のダービー馬レイデオロ 3.8、サトノクラウン 5.7、オークス馬ソウルスターリング 9.3の4頭が10倍を切った。シュヴァルグラン、マカヒキを含めた6頭が上位人気。それ以降はかなり差がつき、外国馬はギニョールが 71.8(9人気)が最高だった。

予想

予想記事では、3歳馬、外国馬、レーティング、調教などを書いた。外国馬は近年の不振傾向と実績から印は打てなかった。3歳馬の好走例はダービー、オークスの好走実績が必須だったが、今回出走の2頭はそれぞれ優勝馬であり好走は予想された。また、今回もレーティングを重視した。

◎ (8) ソウルスターリング
○ (4) キタサンブラック
▲ (1) シュヴァルグラン
★ (12) サトノクラウン
△ (2) レイデオロ
△ (5) サウンズオブアース
△ (16) ヤマカツエース

購入馬券

◎○▲から3連単を中心に購入。

単勝:81

馬連:81,4(2点)

3連複:481,3,5,16(4点)

3連単:1,4,8→1,4,8→1,2,4,5,8,16(24点)

レース結果

展開・結果

大きな出遅れはなく、今回は好スタートを決めたキタサンブラックがハナ。1000m 1.00.2 のゆったりとしたペースで流れる。人気馬ではシュヴァルグラン、ソウルスターリングが好位追走、レイデオロ、サトノクラウン、マカヒキは中団より後方。

直線に入るとキタサンブラックが先頭のまま、後続を離しにかかるがシュヴァルグラン、レイデオロが伸びてくる。ゴール前100m付近でシュヴァルグランがキタサンブラックを交わし、レイデオロの追撃も交わしてG1初制覇。レイデオロがキタサンブラックをクビ差抑えて2着。追い上げたマカヒキが4着、外国馬アイダホが5着に入った。ソウルスターリングは伸びがなく7着、サトノクラウンは精彩を欠いて10着だった。

各馬状況

ソウルスターリング(4人気 7着)
好位置追走だったが、直線は伸びず下がらず。道中かかっていたようだが、敗因はそれだけではなさそうだ。秋の3戦は古馬、牡馬との対戦ということもあって掲示板に載ることもできていない。今後の目標をどこに置くのか見ていきたい。

キタサンブラック(1人気 3着)
楽にハナに立っての逃げ。昨年ほどのスローではなかったが、この展開で勝てなかったのは前走の疲労からくる調整遅れが原因か。落鉄の影響との情報もある。次走がラストランになるが、調教過程をしっかりと見ておこう。

シュヴァルグラン(5人気 1着)
デビューして22戦目だったが、実は初めての1枠。今回はその枠を生かしたレースができたと言えるだろう。乗り替わりのゴタゴタがあったが結果的には良い方向に出たようだ。有馬記念ではボウマンかもしれないが、今後の鞍上がどうなるかも注目したい。

サトノクラウン(3人気 10着)
道中は12番手前後で、直線では伸びてくるように見えたが止まってしまった。距離の問題ではないだろうから、疲労と馬場の影響だろうか。

レイデオロ(2人気 2着)
シュヴァルグランには屈したが、ゴール前でキタサンブラックを差した。勝馬とは位置取りの差が出たが能力は十分に示したと言えるだろう。

サウンズオブアース(11人気 12着)
昨年は展開も向いたのかもしれないし、今年は勢いの衰えもあったが、調教もよく見えただけにもう少し見せ場があっても良かったか。

ヤマカツエース(12人気 8着)
この枠では厳しかったか。昨年の有馬記念の好走があるだけに距離の問題ではないだろうが、やはり2000mまでが適性か。

マカヒキ(6人気 4着)
前走の走りを見て復活の気配を感じたものの、今回は買えなかった。好走はするものの上位馬とは実力の差が縮まらない感じだ。G2以下ならまだまだチャンスはありそうだが。

アイダホ(10人気 5着)
終始後方で直線に向いてもまだ13番手。直線で伸び脚を見せて掲示板を確保。鞍上の手腕もあるだろうが健闘している。

 

  所感

3歳馬レイデオロが頑張ったし、キタサンブラックも敗れたとはいえ実力を見せた。今回はそれ以上にシュヴァルグランが人馬ともに良かった。調教も良かったし、条件が揃ったと言えるだろう。期待したソウルスターリングは案外だった。距離なのか疲れなのかわからないが、今後をしっかりと見ておきたい。

今回好走できなかった馬も含めて、次走の対戦が楽しみである。

来年への覚書

調教
気になった6頭中2頭のみが好走。もう少し見極めが必要だ。

レーティング
予想記事で上げた5頭のうち3頭で決まった。大いに参考にできそうだ。

3歳馬
斤量差も含めて3歳馬の好走は十分ある。とはいえ、ダービー、オークスでの好走が必須条件だ。

前走
今回の結果を見ると、どのレースを走ったかではなく、その後の調整過程が重要だったと言えそうだ。