【レース回顧】菊花賞 2017

都合により、投稿が遅れてしまいました。

台風の接近もあって京都芝コースは不良馬場。先週の秋華賞以上に悪いコンディションで行われた。

フルゲート18頭。春のクラシックに出走はできなかったが、トライアルの神戸新聞杯2着(1着のレイデオロは菊花賞には未出走)のキセキが単勝4.5倍で1人気。皐月賞馬のアルアインが4.9倍、セントライト記念優勝のミッキースワローが5.2倍で続いた。人気はかなり割れていて、20倍以下が9頭、最低人気のプラチナヴォイスでも単勝は96.7倍だった。

予想

雨風の影響も考えながらの予想だったが、結果的にはこれほどの悪条件ではほとんど関係なかったといえるだろうか。

◎ (8) サトノアーサー
○ (13) キセキ
▲ (15) ダンビュライト
★ (16) アルアイン
△ (3) スティッフェリオ
△ (11) サトノクロニクル
△ (12) ミッキースワロー

購入馬券
基本的にはサトノアーサーからの馬券。
単勝:8

馬連:8-11,13,15,16(4点)

3連複:8-3,13,15-1,2,3,10,11,12,15,16(21点)

ワイド:8-1,3,11(3点)

複勝:3

レース結果

展開・結果

ウインガナドルが飛び出し、アダムバローズが続くが大外枠のマイスタイルが一気にハナへ。人気馬はダンビュライトが7番手付近だった以外は後方集団。不良馬場ということもあって1000m通過は1.04.1とかなり遅いペース。2周目の3コーナー付近から徐々に動きがあり、ダンビュライトが早めに進出。キセキ、アルアイン、サトノアーサーなど人気馬も押し上げていく。直線では中団から早めに進出したクリンチャー、ポポカテペトルなどが粘るが大外を伸びたキセキが差し切って優勝。2〜4着はいずれも2桁人気の波乱となった。

各馬状況

◎ (8) サトノアーサー(5人気 11着)
出遅れもあっただろうが、もう少し前での競馬をして欲しかった。距離適性はあまり関係なく、この馬場では仕方がないとはいえ、他馬も条件は同じ。良馬場などの条件で再考したい。

○ (13) キセキ(1人気 1着)
少し出遅れたのも結果的には良かったか。この馬場でもしっかり伸びて大外から差し切る強い競馬だった。春はクラシックに出られなかったが最後の一冠を獲得したのは大きいだろう。

▲ (15) ダンビュライト(4人気 5着)
中団から4コーナーでは先頭に立ったが粘りきれず。それでもこの馬場でも掲示板は確保するのは地力のある証拠だが、もう少し頑張って欲しかった。

★ (16) アルアイン(2人気 7着)
関係者コメントでは距離は大丈夫ということだったが、やはり長距離向きではなかったのか。それに力のいる馬場も影響したのだろう。

△ (3) スティッフェリオ(14人気 14着)
調教ではダンビュライトに先着するほど調子が良かったこともあって複候補に上げたのだが、レースでは見どころなく終わってしまった。

△ (11) サトノクロニクル(6人気 10着)
関係者コメントの通り、完全に馬場の問題だろう。中団でレースを進めたが勝負どころからズルズルと後退してしまった。

△ (12) ミッキースワロー(3人気 6着)
道中は中団後方を追走。4コーナーでは一気に3番手まで押し上げたものの前の馬を交わせず、後ろから差されて6着が精一杯。

−(4)クリンチャー(10人気 2着)
ミッキースワローと同じような位置取りだったが、3コーナー過ぎから進出して4コーナーでは2番手。最後はキセキに差されたが2着を確保。前走トライアルでは重め残りで結果を出せなかったが、今回は皐月賞4着の実力を見せたといえるだろう。少々甘く見すぎたか。

−(14)ポポカテペトル(13人気 3着)
馬場が味方したことや鞍上がうまく乗ったこともあるだろうが、力のいるスタミナ勝負的なレースに向いているのではないか。

−(6)マイネルヴンシュ(11人気 4着)
キセキと同じような位置取りでほぼ同じように上がっていった。キセキには敵わなかったが最後まで渋とく伸びて4着。1ヵ月前に1000万条件を勝ったばかりの実績を考えると大健闘と言えるだろう。最速ではないが確実な末脚が今後も楽しみである。

  所感

展開の読めない馬場だったが、キセキが見事な末脚で差し切った。父ルーラシップは稍重〜不良馬場で4-0-1-0と馬場を苦にしない馬だった。1人気1着の後、2〜4着は2桁人気馬はやはり馬場と展開が味方したのだろう。その後の5〜7着は2〜4人気馬で、実力を出しきれなかったものの鞍上の力でこの着順を確保したと考えられなくもないだろう。

今年はダービー上位馬の出走がなかったが、それでも最後の直線は見ごたえのあるレースだったと思う。

来年への覚書

さすがにこの馬場では、来年への参考になる内容を上げるのは難しい。それでも何とか考えてみる。

人気
1人気馬が強い勝ち方をしたのは過去の傾向通りだったし、やはり菊花賞は強い馬が勝つという証明だろうか。

トライアル
予想記事でも書いたが、神戸新聞杯組が優勢。しかし、今年は優勝馬のレイデオロが未出走で2着馬のキセキが優勝したものの、他馬は敗退。一方のセントライト記念組の上位馬は結果を残せず、9着のクリンチャーが2着に食い込んだ。馬場の影響などを考えるとやはり神戸新聞杯組だろうか。

レーティング
直前レースの値では、キセキとミッキースワローの2頭がトップだった。近3走ではこの2頭とクリンチャーが同じ114で4位だった。3,4着のポポカテペトル、マイネルヴンシュは重賞での入着がなかったためレーティング値はなかった。このあたりを考慮すれば十分参考にできそうだ。