【G1予想】天皇賞(秋) 2017

第156回 天皇賞(秋)  G1 

東京 芝 2000m

[memo title=”レース情報”]1905年に創設されたエンペラーズカップを前身とし、7つの競馬倶楽部で帝室御賞典競走として行われていました。1936年に日本競馬会が設立され、その翌年に各競馬倶楽部が統合され、春(阪神)、秋(東京)の2回開催されることとなりました。この年の秋季レースが、第1回の天皇賞として東京芝2600mで、翌年の春には第2回が阪神芝2700mで行われました。
第3回以降は芝3200mとなり、戦争による中断などもありましたが、1947年秋から現在の天皇賞のレース名に改称、春は京都、秋は東京で開催されることになりました。なお天皇賞は春秋で同じレースとして考えられ、開催回数も合わせた回数です。例えば昨年の秋が第154回、今年の春が第155回とされています。
1984年には秋は2000mに変更、1987年には3歳馬も出走できるようになりました。さらに2000年の春には外国産馬、2008年にはせん馬の出走も可能となりました。[/memo]

レース 傾向

今回は都合により詳細は省略する。

なお、ここ10年で不良馬場で行われた天皇賞はなく、稍重が2回、良が8回。天候も晴か曇のみである。先週の菊花賞もそうだったが、過去の傾向はあまり参考にならないかもしれない。

とはいえ、やはり1人気は(5-2-2-1)と圧倒的な強さである。馬券に絡めなかったのは2011年のブエナビスタのみだが、3着馬とは3/4馬身差の4着だった。2-4人気からは勝馬が出ておらず、馬券的には、5人気(4-0-0-6)、6人気(0-0-4-6)、7人気(1-3-0-6)が狙い目である。

1コーナー奥のスタートだが、2コーナーまでは芝コースの外側にある特殊なレイアウトであるため、外枠は不利な傾向にある。特に大外枠の成績不振が目立つが、内枠が圧倒的というわけではない。逃げは厳しく、先行・差しが有利な脚質である。

レース予想

今週も雨で重い馬場。先週と同様各馬とも直線はコースの半ば辺りを通っているが、先週も同じような感じで使われていない僅かな内ラチ沿いを逃げる馬もいる。芝のレースを良く見ておこう。

ロードヴァンドールが行くか、内からネオリアリズム、ディサイファ、キタサンブラック、ソウルスターリングも好位につけていきそうだ。中団以降は一団だろうか。思い切った大逃げがあれば縦長の展開もありそうだが、この天候と馬場ではどうか。上がりがかかる馬場なので各馬は早めに進出するだろう。菊花賞と違い、直線の坂があるので力勝負になるのは間違いなさそうだ。やはりタフなレースになりそうである。

予想印

◎はグレーターロンドン。昨秋から条件戦からオープンまで5連勝。初の重賞挑戦となった安田記念G1は0.1秒差の4着、休み明けの前走、毎日王冠も最速の上がりで勝ったリアルスティールから0.2秒差の3着。5歳になってやっと表舞台に立ってきた感じだ。正直安田記念はフロックかもと思い、前走は軽い評価をしていたが、上位馬の中でも強さを認識した。この馬場と距離に不安はあるものの思い切って本命視した。

サトノクラウンは、前走宝塚記念でキタサンブラックやゴールドアクターを押さえて国内G1初制覇となった。重馬場での実績もあるし、こういう馬場こそ好調のデムーロの手腕が生きて、2週続けてG1制覇をする可能性も高いだろう。

キタサンブラック。実績は説明するまでもない。前走はよもやの敗戦だったが、疲労の蓄積もあったのだろう。スピード勝負よりむしろ力のいる馬場でこそ真価を発揮できる馬だし、休養十分のここで復活を見せてもらいたい。

ミッキーロケット。G2戦では実績を残しているものの、G1では0-0-0-4 と力不足の感がある。重馬場が得意というわけでもなさそうだが、距離適性や調教を考えると人気ほどの差はないと思う。

サクラアンプルールは札幌記念の勝馬。中団追走から直線で一気に先頭に立ち、他馬の追走を交わしての勝利。今回も最内枠で好位につけて抜け出す作戦をとると見ている。

リアルスティールは実力的には十分でもなかなか国内G1を勝てない。昨年のこのレースもモーリスに屈して2着。久々となった前走の毎日王冠では一年半ぶりの勝利で体調は良さそうである。ただその反動と乗り替わりが若干不安な面があり、評価を下げた。

ヤマカツエースは昨年の有馬記念 4着。今年の大阪杯で 3着とG1でも実力を出せるようになってきた。前走の札幌記念では休み明けのせいかやや粘りを欠いた。今回の仕上がりは良さそうで、十分馬券圏内。

印はつけていないが、ロードヴァンドールが少々気になる。前走では粘れなかったが、この馬場で単騎逃げもできそう。ただ、先行馬も含めて相手は実力馬ばかりだ。いかに上手く乗れるか、馬場を味方にできるかが鍵だろう。馬体重が少々プラスぐらいだと要注意だ。

 

予想印

◎(13)グレーターロンドン
○(2)サトノクラウン
▲(7)キタサンブラック
★(10)ミッキーロケット
△(1)サクラアンプルール
△(4)リアルスティール
△(5)ヤマカツエース
注(11)ロードヴァンドール

1 件のコメント

  • 菊花賞に続いて、不良馬場でのレースとなった。注目はやはりキタサンブラックだった。年内引退も発表され、宝塚記念の惨敗からの復活が期待されて1人気に推された。ゲートにぶつかり出遅れたものの徐々に押し上げ4コーナーでは2番手。早めに抜け出しサトノクラウンの追撃を振り切った。3着のレインボーラインは道悪巧者だったか。モーリスに迫った昨年の札幌記念を思い出す。本命視したグレーターロンドンも後方から開いた内を押し上げ直線では先頭の場面もあったが、粘りきれなかった。今回もやはり力勝負で見ごたえのあるレースだった。