【レース回顧】スプリンターズステークス 2017

レース情報

出走馬

16頭立て。スノードラゴンは 2014年、レッドファルクスは 2016年にこのレースを勝利。この2頭を含めて、昨年も参戦した馬が7頭出走。また、今年の高松宮記念馬セイウンコウセイを含む上位3頭に加え、メラグラーナやファインニードル、フィドゥーシア、モンドキャンノなどの新たな勢力、外国馬のブリザードなど有力メンバーが揃った。

レース条件

9月から始まった中山開催の最終週。前週からCコースが使用され、曇ではあったが良馬場で行われた。馬場は荒れているように見えたが、内側でも比較的伸びるレースが多く見られた。

予想

速い時計での不安はあったが、先行脚質を生かして逃げもしくは好位で進められれば、内でも失速しない馬場なら大丈夫と判断して高松宮記念覇者の◎セイウンコウセイを本命視。相手は昨年覇者の○レッドファルクス。今年も好調とみて対抗に。新しい勢力からは▲メラグラーナ。実績面は乏しいが、レッドファルクスとともに上がってくるイメージを持ったので、★ファインニードルと迷った。過去の実績からスノードラゴン、レッツゴードンキは見限れず、4連勝中のダイアナヘイローを加えた3頭を△評価とした。

予想印
◎(3)セイウンコウセイ
○(8)レッドファルクス
▲(9)メラグラーナ
★(13)ファインニードル
△(1)スノードラゴン
△(2)レッツゴードンキ
△(7)ダイアナヘイロー

購入馬券

セイウンコウセイからの馬単と3連複で勝負


レース結果

展開・結果

ラインミーティア、シュウジは出遅れ。ワンスインナムーンが逃げ、ダイアナヘイロー、ファインニードル、フィドゥーシア、ビッグアーサーが続く。セイウンコウセイ、ブリザード、レッツゴードンキは中団、レッドファルクス、スノードラゴン、メラグラーナは後方から。4コーナーまではほぼ一団のまま。

直線に入ってもワンスインナムーンが粘るところにフィドゥーシア、ビッグアーサーなど先行勢も踏ん張るが、インを突いたレッツゴードンキが追い上げる。坂上辺りでは外からレッドファルクス、ブリザードが伸びてくる。

ゴール前でワンスインナムーンをレッツゴードンキが交わしたが、さらに外から伸びたレッドファルクスが一気に差し切った。後方から内を突いて伸びてきたスノードラゴンが4着、外国馬ブリザードが5着。

各馬状況

◎(3)セイウンコウセイ(3人気 11着)
スタート直後に外からぶつけられたが、1ハロンでは4番手。その後は馬群に入って7番手付近を追走。直線では伸びが見られず、最後は馬群の一団で流れ込み。ペースはそれほど速くなかったが、決め手勝負になると厳しい。

○(8)レッドファルクス(1人気 1着)
昨年よりやや後ろの位置取りだったが、昨年以上の差し脚を見せ、最後は豪快に差し切って連覇達成。安田記念でも3着だったので、この後マイルCSを使うのか、香港スプリントに向かうのか楽しみなところ。

▲(9)メラグラーナ(2人気 7着)
道中は後方3番手追走。最後は外をよく伸びてきたが、この展開では厳しかった。勝馬とは0.3秒差で着順ほどの差はなく、これからの成長に期待したい。

★(13)ファインニードル(6人気 12着)
スタート直後のごちゃつきで行き脚がつかず。それでも道中は先団に取り付いたが、終始外を追走して直線に向くと徐々に失速。

△(1)スノードラゴン(16人気 4着)
最内でも後方追走で折り合う。そのまま開いた内をしっかりと伸びてきた。上がり33.0秒はレッドファルクスと同じ。このレースも3度目だが1,5,4着。9歳でもまだまだ元気でやれそうだ。

△(2)レッツゴードンキ(5人気 2着)
スタートも悪くなく、道中は中団の内でじっくりと進む。直線は最内をついてワンスインザムーンを交わして勝利と思ったところをクビ差差された。高松宮記念に続いての2着。昨秋から好調を継続。この後はマイルCSかJBCLクラシックか。

△(7)ダイアナヘイロー(4人気 15着)
スタートも良く、2番手を追走したものの、直線では伸び脚がなく失速。4連勝中の上がり馬とはいえ、ここではまだ力不足だったか。

−(6)ワンスインナムーン(7人気 3着)
特に競り合うこともなく単騎逃げ。良いペースに持ち込み、最後は差されたものの3着を確保。高松宮記念では結果を残せなかったが、今回は成長を見せたと言えるだろう。

−(12)ブリザード(12人気 5着)
スタート直後のごちゃつきもあったが中団からよく伸びて掲示板を確保。今回唯一の外国馬だったが、香港G1での好走実績を示した。

所感

ワンスインナムーンの逃げは想定内だが誤算は競り合う馬が出遅れなどで先団争いがなく、マイペースの逃げになったのは誤算だった。勝ちタイムは昨年と同じで、道中の流れも近かった。昨年も逃げたミッキーアイルが2着に粘っていた。セイウンコウセイはやはりもう少し前に行って欲しかったと思う。

今回目立ったのは、レッツゴードンキ。うまく内を突いて勝利目前だったが、それを差し切ったレッドファルクスは強かった。そして同じく内を伸びて4着に入ったスノードラゴン。入着の可能性はあると思って△を打ったが、惜しい競馬だった。高齢馬だが頑張ってもらいたい。

昨年と同じく、勝馬と最後尾のタイム差は0.7秒。昨年ほどでもないが今年も大混戦のレースとなった。昨年はレッドファルクスには▲を打ったものの、◎ネロ、○シュウジが馬券に絡めず、一昨年も◎ウリウリが5着で、○▲とも着外。どうもこのレースとは相性が悪いようだ。来年こそは的中させたいね。