【レース分析】レーティングから見た神戸新聞杯

今週は菊花賞トライアルの神戸新聞杯が行われる。

G2戦とはいえ3歳のレース。通常、レーティングは参考程度にしか見ないのだが、これから古馬とも戦うことが多くなってくる。過去のレースでレーティングと成績の関連性があるのか探ってみよう。

レーティングとは?

まずは、レーティングについて確認しておこう。

レーティングとは、競走馬の能力を評価するために使われる数値のことで、国際的に統一基準として定められており、単位はポンドです。
通常はSMILE(スマイル)と呼ばれる距離記号とセットで表記されます。例えば今年のダービー馬、レイデオロは「L 120」(Lは、2101m〜2700mのレース)というふうな感じです。
日本では重賞およびオープン競走に出走した競走馬に付与され、レース毎に上位4頭のレーティングの平均値をレースレーティングとして付与されます。また、年度単位で年齢やコース、距離で区分して格付けされたものはクラシフィケーションと呼ばれています。

 

レーティング情報(JRAのサイトへ)

 

過去レースのレーティング

過去3年のデータについてみてみよう。

上位入着馬のレーティング

各年の1〜5着馬の近5走のレーティングはこうなっている。

1走前 2走前 3走前 4走前 5走前
【2016年】
1 サトノダイヤモンド
2 ミッキーロケット
3 レッドエルディスト
4 カフジプリンス
5 エアスピネル

120


113

116
115

110

114
113



113

98


114

107


112
【2015年】
1 リアファル
2 リアルスティール
3 トーセンバジル
4 バイガエシ
5 ジュンスパーヒカル

113


101
116
109


103

111
105


111






【2014年】
1 ワンアンドオンリー
2 サウンズオブアース
3 トーホウジャッカル
4 サトノアラジン
5 ヴォルシェーブ
119
107


114
105


110



109
101

102



106

(-:レーティング未設定レース、—:レーティング未獲得)

レーティング上位馬の成績

では、上位入着馬以外で、レーティング上位だった馬はどうか。

【2016年】
ナムラシングン([-][111][106][-][—])→ 6着
アグネスフォルテ([108][109][-][-][-])→ 7着
マイネルラフレシア([—][104][—][—][108])→ 14着
イモータル([104][106][107][104][106])→ 8着

【2015年】
アルバートドッグ([106][109][107][-][-])→ 7着
タガノエスプレッソ([98][98][106][-][-])→ 8着
レッドソロモン([-][105][-][-][-])→ 6着

【2014年】
ウインフルブルーム([x][114][104][108][110])→ 13着
スズカデヴィアス([-][111][—][108][101])→ 14着
トーセンスターダム([84][110][109][-][-])→ 7着
ハギノハイブリッド([106][107][-][-][—])→ 6着
ヤマノウィザード([106][—][-][-][x])→ 8着

優先出走権を獲得した馬のレーティング

各年の上位3頭のレーティング順位をみてみよう。

【2016年】
サトノダイヤモンド(120:1位)
ミッキーロケット(107:7位)
レッドエルディスト(113:3位)
【2015年】
リアファル(103:6位)
リアルスティール(116:1位)
トーセンバジル(109:2位)
【2014年】
ワンアンドオンリー(119:1位)
サウンズオブアース(107:5位)
トーホウジャッカル(-:-位)

ミッキーロケットは、皐月賞13着の後、500万 1着→1000万 2着→1000万 1着からの参戦

トーホウジャッカルは、デビュー3戦目で未勝利勝ち→500万 1着→1000万 2着(タイム差なし)からの参戦

まとめ

細かい内容は省略するが、調べた範囲でわかったのは以下のようなことである。

  • 最上位のレーティングを獲得している馬は確実に好走
  • 上位入着馬はレーティング上位が多い
  • 一応の目安は、105〜107付近
  • レーティング下位でも直近3走(春以降)に好走している場合は注意
  • キャリア 4戦以下の場合は消し